Category 4

学

毎月
第3月曜日
に更新

本のエキスパートママ達が紹介子どもと読みたい本Vol.3

食

■新刊絵本のご紹介〜「この本読んで!」編集スタッフより
 絵本と読みきかせの情報誌「この本読んで!」(http://www.jpic.or.jp/)の新刊絵本コーナーから、お子さまへの読みきかせにおススメの絵本を2冊、ご紹介したいと思います。

『くまのこチャップ』
 かたつむりのメノンじいさん率いる、森のサーカスのお話です。くまのこチャップはサーカスの人気者。チャップは、玉のりに続く新しい技、綱わたりに挑戦します。ところが、いたずらカラスに邪魔されて失敗ばかり。技が完成しないまま、ついに本番を迎えます。チャップはお客さんの声援と、メノンじいさんのとっておきのアドバイスをうけてがんばります。最後までわたりきることができるでしょうか?作者の増田裕子さんは、体操の歌「エビカニクス」などで有名な「ケロポンズ」のケロとして、全国各地で親子コンサートや保育セミナーを展開中。巻末には、増田さんによる「くまのこチャップ」の楽譜も載っています。

『クリストファーの しあわせな いちにち』
 うさぎのクリストファーは、1から10までの数え方を学校で習いました。「ぼく、もう なんでも かぞえられるんだ!」と大喜びのクリストファー。家や野山で目に留まるものを何でも数えます。クレヨン、水槽の金魚、階段、蝶、アリの数。かくれんぼうでは、目を開けるまでの1から10も数えられます。教わった日の夜は、ママのキスを数えながら、うれしい気持ちで眠りにつきました。新しいことができるようになった子どもの喜びを描いた、ウクライナ出身の作家の絵本。特に、数を数えられるようになったお子さんへの読みきかせにおススメです。
(「この本読んで!」編集スタッフ/高原彰子)

■子ども部屋の小さな本棚より
絵本が大好きな2歳の娘を持つママです。私自身、英語と中国語の翻訳もしていますが、今月は、語学系と言う切り口で、赤ちゃんから小学生まで楽しめる2冊をご紹介します。

『ABC Disney‐An Alphabet Pop‐Up‐』
まずは英語!こちらはAからZまでのアルファベットごとに、ディズニーキャラクターが立体的に紹介される、とても手の込んだ仕掛け絵本です。英語を学ぶと言うよりも、絵本を見て、開いて、楽しむことから、少しずつアルファベットに親しむという、そんな1冊です。「A、(仕掛けを開く)、アリエル!」「B、(仕掛けを開く)、バンビ!」と、ママがアルファベットを読んだ後、お子さんに仕掛けを開いてもらって、飛び出してくるディズニーキャラクターを楽しめます。今は町中にアルファベットが氾濫している時代・・・。町で見かけるパーキングマークの「P」も、この仕掛け絵本に従うと「ピノキオのPだ!」と楽しめますよ。

『中国語で歌おう きらきら星』
私たち日本人にとって、中国語って、勉強したことがなくても、漢字を使って筆談である程度のコミュニケーションが取れる言語ですよね。なので、中国語の音にさえ慣れてしまえば、実は最も身につけやすい外国語なのではないかと私は思っています。そんな中国語の音を楽しむのであれば、やっぱり歌から入るのが一番ではないでしょうか?これは絵本というよりも「CDブック」。「ブック」の部分では、楽譜に、ピンイン(中国語の発音をローマ字で表したもの)のついた歌詞も備わり、中国語の教材としても価値が高いですが、なんといっても、それぞれの曲に合わせた絵がとってもかわいらしく、子どもたちはぐっと引き寄せられます。「CD」から流れるのは、男の子からも「かっこいい!」と声が上がりそうな、テンポの良い音楽。ロックはもちろん、レゲエやテクノなどあらゆるジャンルの音楽を網羅したプロのミュージシャンによる収録で、リトミックの要素も取り入れています。ビジネスで中国語を勉強されているパパとも一緒に楽しめるのではないでしょうか。本屋さんには置いていないので、ご注文はこちらのサイト(http://www.juelins.com/kids/)から受け付けています。
(ライター/北村佳代子)

■童話屋の小さな本屋さんより。
 先月もお伝えしましたが、8月31日まで、銀座・教文館 子どもの本のみせ ナルニア国にて、「童話屋さん、30周年おめでとう」フェアが開催中。先日、同フロア内のナルニアホールにて「田中和雄さんと詩の話を詩よう」というトークライブをのぞいてきました。童話屋社長であり編集者である田中の話に、身じっと聞き入っている4歳の女の子や小学校低学年の小さな人たちの姿に思わず感動!
まどみちおさんの「ぞうさん」のメッセ―ジについて、大人と一緒に語り合っていました。私たち母親は我が子をつい「いつまでも小さな赤ちゃん」扱いをしてしまいがちですが、“本当のこと(真実)”をしっているのは子どものほうかも知れない!? と反省です。
 前置きが長くなりましたが、今月は夏らしいさわやかな絵本、『くものがっこう』を紹介します。まるいくも、さんかくのくも、ソフトクリームのようなくも・・・空にはいろいろな形のくもが広がっていますが、これらは「くものがっこう」で、くものこどもたちが一生懸命に勉強している姿なのです。こどもたちが学校を卒業するためには、いったいどんなことをマスターしたらよいのでしょうか?
   作者は『葉っぱのフレディ』を翻訳したみらいななさん。絵本作家デビュー作品です。ふんわりとやわらかな言葉が、いけずみひろこさんが描くかわいらしいくものこどもたちとマッチして、ほーっと幸せな読後感が得られるはずです。
(童話屋の小さな本屋さん 山田祐規子)
* 『くものがっこう』を購入ご希望の方は、MOM&KIDS編集部までメールをお送りください。特別に送料無料にてお届けいたします。

晴れの日レストラン

1

晴れの日レストラン

2

晴れの日レストラン

3

1 『くまのこチャップ』
 ぶん/ますだ ゆうこ え/ささめや ゆき 1,050円(そうえん社)
 『クリストファーの しあわせな いちにち』
 作/バレリー・ゴルバチョフ 訳/三原 泉 1,470円(偕成社)

2 『ABC Disney‐An Alphabet Pop‐Up‐』
 作/Robert Sabuda (Disney Press)
 『中国語で歌おう きらきら星』
 企画・監修/山崎こずえ 音楽監修/まきりか 編曲/勝守理 1,680円(ジュエリンズ株式会社)

3 『くものがっこう』
 作/みらい なな 絵/いけずみひろこ 1,470円(童話屋)