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食

第2回/
スペシャル
インタビュー

菓子研究家 いがらしろみさん

食

「とっておきの手土産」に登場の「メゾン ロミ・ユニ」。
「家庭で作るおやつ」がテーマというオーナーのいがらしさんに
作り手として心がけていることや大切にしていること、
親子でお菓子を作る楽しさについてうかがいました。

MOM&KIDS いがらしさんは、小さい頃からお菓子作りに親しんでいたそうですね。

いがらしさん 小学校低学年の時には、子ども用の料理本を見ながらホットケーキやクッキーを焼いていました。友達が家に遊びに来ると、ホットプレートでクレープを焼いて、みんなで食べたり。当時は『ママレンジ』のような子ども用調理玩具がたくさん出ていたので、その影響もあったかもしれません。そういえば、テレビのお料理番組でクレープにラム酒をスプレーしているのを見て、アイロン用スプレーにラム酒を入れてマネしたこともありました。しばらくはラム酒の匂いがとれず、母に叱られましたけれど(笑)。

MOM&KIDS 現在、「メゾン ロミ・ユニ」で販売されているお菓子の原点は「家庭で作るおやつ」だと伺いました。

いがらしさん デコレーションケーキのようなものは置かず、パウンドケーキやスコーン、クッキーなどが中心です。家庭でも手に入るような材料と道具を使って、ていねいに作るのがコンセプトといいますか……。ただし、材料は吟味します。私、お菓子の味は材料によって左右されると思っているんです。高校生の時に料理教室に通っていたんですが、そこで初めて無塩バターを使ってケーキを焼いたら、すごくおいしくて! 家ではマーガリンを使用していたので、味が全然違ったんですね。代用品はあくまでも代用品でしかないんだって実感しました。だから使う素材は“本物”にこだわっています。1年ほど前にバターが不足した時がありましたよね。あの時もマーガリンのような植物性の代用品を使うのはイヤで、生クリームをミキーサーでかくはんし、自分でバターを作っていたくらいです(笑)。
 今、お店では小麦粉は北海道など国産のもの中心、生クリームなど乳製品はノースプレインファームさんのものを使わせていただいています。この牧場は、環境が素晴らしく、牛をすごく大切に育てていらっしゃるんですよ。家でお菓子作りをしている人みんなに教えてあげたいと思うくらい、おいしい乳製品なんです。

MOM&KIDS 家でお菓子作り……。憧れますが、ちょっとハードルが高い気もします。

いがらしさん 遊園地や動物園に行くのと同じように、イベントのひとつとして楽しんでしまってはどうでしょう? 子どもといっしょに、お菓子作りの本を選んだり、材料や道具をそろえるとことから始めても楽しいと思います。おすすめは、ホットケーキやジャム。材料を混ぜて焼くだけなど工程がシンプルなので、小さなお子さんでも作りやすいと思います。
 最初はうまくいかないかもしれません。でも、火が強ければ焦げるし、弱過ぎると生焼けになるというような“失敗”から学ぶこともたくさんあります。それに、ものを作ることの大変さと喜びを知るいい機会になるはずですし、ものを粗末にしない心も育つと思います。
 お菓子は作って楽しい、食べて楽しい、それを誰かにプレゼントするとしたら、パッケージする楽しさも味わえます。ぜひ親子でお菓子作りを楽しんでいただきたいですね。

Shop info メゾン ロミ・ユニ
●東京都目黒区鷹番3-7-17
●TEL/03-6666-5131
●URL/http://maison.petit.cc/
●営業時間/11:00〜20:00 年末年始のみ休
●ショップ2Fにてお菓子教室「Uni-Labo.」を開催。
レッスン内容・スケジュールはhttp://www2.enekoshop.jp/shop/maison/にて確認を

Special Feature

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1.白を基調にしたかわいいお店。木のぬくもりいっぱいの店内には、ケイクやスコーンなど焼き菓子とコンフィチュールがセンス良く並ぶ
2.お菓子作り関連の著書が多数あるいがらしろみさん。近著は2月19日発売の『romi-unieのスコーン+ジャムとクリーム』(主婦と生活社刊)
3.ケイクもスコーンも、素材の良さがじんわりと伝わってくる味。スコーンは「コンフィチュールをもっとおいしく食べてほしい」という思いから生まれたもの。ほのかな甘みと、外はさっくり&中はしっとりな食感がやみつきに